私がずっと隠してた薬剤師の裏側、今日は全部さらけ出します。
処方箋監査で数百錠分の電卓計算が必要なのですが、ちょっとでも数が合わないと一から確認し直さなければなりません。
市販薬の成分を相談者に説明するとき、素人には知られていない専門的な内容を1分以内でわかりやすく説明する必要があって神経をすり減らします。
在庫管理では期限切れを避けて薬を入れ替えるのはもちろん、深夜の急な処方にも対応できるよう、切らしてはいけない薬の在庫も常に気にかけなければなりません。
処方箋を出した医師に疑義照会の電話をする際は、医師の判断を否定しているように思われないよう、言葉選びに細心の注意を払います。
対人業務では、薬の値段が高いことへの苦情や待ち時間への不満を受けることも多く、心が疲れます。
医師の処方意図を理解しつつ患者さんの体調や生活環境も考慮して服薬指導をしなければならず、常に緊張感が伴います。
休憩時間も患者さんが来れば中断せざるを得ず、ゆっくり食事を取ることすらままならない日々が続きます。
さらに、薬の種類は年々増えており、新薬の勉強や副作用の情報収集など、仕事が終わってからの自己学習も欠かせません。