薬剤師あるある!処方箋を持ってきたのに、車の中で待っている患者さんから「早く持ってきて」と電話が来るのは日常茶飯事です。
薬の説明をしっかりしようとすると「急いでるから」と遮られ、後日トラブルになることもしばしば経験します。
お薬手帳を持参せずに「いつもの薬」と言われても、私たちには何が「いつも」なのかわからないのです。
医師の字が読めず解読に時間がかかると「なんでそんなに時間がかかるの」と言われますが、安全のために確認は欠かせません。
ジェネリックへの切り替えを提案すると「安い薬は効かない」と即座に否定される場面も多いものです。
休日当番のときは「今すぐ出してほしい」という要望が相次ぎ、昼食を取る暇もないほどです。
在庫を確認せずに「今すぐ欲しい」と言われても、特殊な薬はすぐには用意できないことをなかなか理解してもらえません。
病院の待ち時間の不満を薬局にぶつけられることも多く、心を痛めています。
薬の値段の高さを訴えられても、保険制度で決まっている価格を変えることはできないのです。
そして最も辛いのは、丁寧に服薬指導をしても「説明書を読めば分かる」と軽視されることかもしれません。