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アルファード30系ハイブリッドからアルファード40系ハイブリッドへ乗り換えて感じた動力性能、乗り心地、燃費の満足な点と不満な点

先代30系から23%もパワーアップした新型アルファード40系ハイブリッドは、その実力に期待が集まっています。

アクセルを踏んだ瞬間から感じる力強い加速と、高速域での余裕ある走りは、明らかに30系を上回る性能を見せてくれました。

特に追い越し時のパワーの伸びが素晴らしく、2.5リッターエンジンとは思えないほどスムーズに加速していきます。

しかし、燃費面では期待通りとは言えず、実燃費は30系とほぼ同等の12キロ前後に留まっているのが少し残念です。

乗り心地については、新開発のTNGAプラットフォームの効果で、路面からの振動が大幅に軽減されています。

悪路での揺れも30系より落ち着いており、後席での作業や休息がより快適になりました。

一方で、走行時の風切り音は30系とほぼ変わらず、高級車としてはもう少し静粛性を高めて欲しかったところです。

ステアリングの操作感は軽くなり、街中での取り回しが楽になった反面、高速走行時の安定感は30系の方が上だと感じます。

全体的に見ると、走行性能は確実に進化を遂げており、特に乗り心地の向上は、ミニバンの新しい基準を示すレベルだと言えるでしょう。

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